松山ブンカ・ラボ

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まちと文化とアートの学校2020 vol.5(インターネットラジオ配信)

まちと文化とアートの学校2020〈世界を想像するための6章〉 vol.5/ 「アーティストの役割は何か~想像することについて考える」

<ゲスト>
長島確(ドラマトゥルク)、深澤孝史(美術家)

立ち位置の異なる二人のアート実践者に、
自らの表現やプロジェクト等を、社会活動としてどのように位置づけているのかお話を伺い
「想像」をキーワードに、コロナ禍の文化芸術の意義について対話を展開していきます。

長島確さんは現代社会、地域社会に横たわる様々な事象を読み込み
演劇作品やアートプロジェクトなどの「表現」に落とし込んでいく仕事に長年携わっています。
パフォーミングアーツ全般の創作過程における重要な知的役回りである「ドラマトゥルク」の第一人者です。
一方、深澤孝史さんは、空間的にも時間的にも見ることのできない形而上や形而下にある要素(例えば、精神疾患の人の妄想や生活伝承や信仰伝承などに由来する不確かなエピソードなど)を
眼前に召喚するようなフィクション的表現に長けており、ユニークな発想を駆使することによって
アートの名を借りて数々の作品、プロジェクトを発表し続けている美術家です。

ところで、コロナ禍における独・メルケル首相による
「アーティストは生命維持に必要不可欠な存在」という言葉を
日本の私たちはどのように受け止めたでしょうか?
アーティストは、快哉を叫びつつも日本の状況を嘆き、
アートに関心のない人たちは、まるでピンと来なかったかもしれません。

日本国内でも文化芸術活動への支援は、国、自治体、民間によって様々な策が講じられました。
アーティストや文化芸術活動への従事者に対する経済的支援や
表現活動機会の創出策であったことからもわかるように
あくまでも文化芸術を「発信する側」への支援という側面が強く、
「享受する側」や「職業化していない表現活動」への支援という視点を欠いていたように思われます。
つまりこの国では、文化芸術は、平時であれ有事であれ、
「表現する側」や能動的に「享受する側」にとっての専らの事柄であり続けているのです。

いま一度この機会に、アーティストの存在、あるいはアートの存在が、
わたしたちの生活にとって、いかなる価値となるものなのかを考えていきます。

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※開催方法がオンライン(音声のみ)でライブ配信に変更となりました!

この度、新型コロナウィルスの影響により、松山ブンカ・ラボ「まちと文化とアートの学校」第5回を対面で実施することができなくなりました。つきましてはオンライン(音声のみ)でライブ配信いたします。

[お聴き頂く方法]
ツイキャス(インターネットラジオ)
※下記URLにアクセスするか、ツイキャスのページから「松山ブンカ・ラボ」を検索すると聴くことができます。
※申し込み不要
https://twitcasting.tv/c:matsuyamabunkalab

[注意事項]
※お持ちのパソコンやスマートフォンでお聴きいただけます。
※開始時間に上記URLにアクセスし、再生のボタン▷を押してください。
※ツイキャスのログイン、アプリをダウンロードする必要はありません。
※無料です。
※音声が聞こえない場合にはボリュームを上げるなどしてご調整ください。
※電波の状況によって声が途切れたり、途中で中断することがあるかもしれませんのでご了承ください。
※QRコードからアクセス頂くこともできます。

ゲスト

  • 長島確
    (ドラマトゥルク)

    日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、さまざまな演出家や振付家の作品に参加。近年は演劇の発想やノウハウを劇場外に持ち出すことに興味をもち、アートプロジェクトにも積極的に関わる。主な劇場外でのプロジェクトに「アトレウス家」シリーズ、『長島確のつくりかた研究所』(ともに東京アートポイント計画)、「ザ・ワールド」(大橋可也&ダンサーズ)、『←(やじるし)』『→(やじるし)』(さいたまトリエンナーレ2016、さいたま国際芸術祭2020)、『まちと劇場の技技(わざわざ)交換所』(穂の国とよはし芸術劇場PLAT)など。2018年よりフェスティバル/トーキョーディレクター。東京藝術大学特別招聘教授。

  • 深澤孝史
    (美術家)

    1984年山梨県生まれ。札幌在住。誰かの大切なものを勝手に大切にする方法を考える。2008年に鈴木一郎太とともにNPO法人クリエイティブサポートレッツにて「たけし文化センター」を企画。自身のとくいなことを運用し公を模索する《とくいの銀行》(2011-、取手アートプロジェクトほか)、里山に民泊し、土地特有の近代化の資料を集めていく《越後妻有民俗泊物館》(2015、第6回大地の芸術祭)などを企画、制作。大阪北部の人口減少の続くニュータウンで「無縁仏」をテーマにした映画を撮影し、空き家を映画館として開く《NEW TOWN MY HOME THEATER》(2019、のせでんアートライン)など。

  • カテゴリ
    スクールプログラム
  • 開催日
    2020年11月25日(水)
  • 開催時間
    19:00~21:00
  • ゲスト
    長島確(ドラマトゥルク)、深澤孝史(美術家)
  • 会場
    オンライン(音声のみ)ライブ配信(変更となりました!)
  • 定員
    なし(変更となりました!)
  • 参加料金
    無料
  • 申し込み・お問合せ

    松山ブンカ・ラボ
    tel:080-9833-9869