松山ブンカ・ラボ

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スクールプログラム
まちと文化とアートの学校2019 第3回

「被災と文化Ⅰ~ かなしみを綴ること」

<ゲスト>
高森順子
(愛知淑徳大学コミュニティ・コラボレーションセンター助教)

まちと文化とアートの学校では2回に分けて「被災と文化」をテーマに「表現」や「文化活動」が私たちの生活に何をもたらしているのかということについて考えていきます。

高森順子さんは阪神・淡路大震災の体験者の手記の編纂に携わるなかで、人間が辛い経験や悲しみと向き合うさまを見続けてきました。「体験を綴る」という行為=表現によって生きる糧を得ていく人たちは、いわば表現をせざるを得なかったということもできます。このことはわたしたちに何を問いかけてくるでしょうか?

災厄の悲しみから日常を取り戻していくということは、できるならば体験したくないことです。しかし、誰もがさまざまな悲しみに直面します。悲しみを個人的なものとして抱えながらも、他者の悲しみ、彼の地の悲しみへと敷衍していくための「表現」について考えていくことを目指します。

具体的な被災体験、戦災体験を言葉にして残していく事例を踏まえながら、「かなしみを綴ること」をより普遍的に捉えなおし、今一度、自らの生活と向き合うことや過去・現在・未来の他者との対話の手段としての「表現」について議論していきましょう。

ゲスト

高森順子
(愛知淑徳大学コミュニティ・コラボレーションセンター助教)

1984年神戸市生まれ。愛知淑徳大学コミュニティ・コラボレーションセンター助教。専門はグループ・ダイナミックス。1995年に伯父が創設した阪神・淡路大震災の体験者の手記集制作を行う市民団体「阪神大震災を記録しつづける会」を、震災から15年後の2010年より引き継ぐ。2015年に同会が制作した手記集『20年目のわたしたち』に編者として関わり、同年、井植文化賞(報道出版部門)を受賞する。一方、2011年より3年間、災害ミュージアム兼研究施設である「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」において、市民から寄せられた災害資料を収集、保存、公開、展示する実務も担当する。 目下、手記執筆者の記録表現をめぐるインタビュー集の制作に取り組んでおり、被災体験の分有の場の創出をめぐるアクションリサーチを継続している。

  • カテゴリ
    スクールプログラム
  • 開催日
    2019.9.28(土)
  • 開催時間
    14:00~16:00
  • ゲスト
    高森順子
  • 会場
    愛媛大学 城北キャンパス総合研究棟2(3階、ラーニングコモンズ2)
  • 定員
    30名
  • 参加料金
    無料
  • 申し込み・お問合せ

    松山ブンカ・ラボ
    tel:070-3795-5403
    お申込み http://bit.ly/2QTO4zT