松山ブンカ・ラボ

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スクールプログラム
まちと文化とアートの学校2019 第4回

「被災と文化Ⅱ~ 文化に何ができるか、震災後の東北ではじまっていること」

<ゲスト>
佐藤 李青(アーツカウンシル東京・プログラムオフィサー)

「被災と文化」をテーマにした2回目はアーツカウンシル東京の佐藤李青さんをお招きします。今回は東北の被災地において、震災前は当たり前なものとしてあった文化を見つなおことによって、その土地の営みを未来に受け渡してていくためのさまざまな事例をご紹介いただきます。

佐藤さんの所属するアーツカウンシル東京は東京都の外郭団体で、東京で活動するアーティストや文化団体を支援する中間支援組織です。アーツカウンシル東京は2011年3月の東日本大震災の後、「東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業」を実施しています。佐藤さんはこの事業の立ち上げから担当を務め、数え切れないほど東北の各地に足を運び、被災地の文化団体や文化活動と関係を結び、寄り添いながら、彼、彼女らの声に耳を傾けてきました。

災害によって失われてしまった人間関係、生活、風景、祭事、場所、記録などを、完全に取り戻すことはできません。また、災害によって潜在化していた問題、課題が顕在化されることがあります。いずれも、非常に困難な事態です。しかし、人間の内面から生まれ、精神的な営みであるさまざまな文化は、その土地の記憶や暮らしを継承するメディアとして、脈々と生き続け、未来の誰かに受け継いでいきます。そして文化は課題を解決することはできなくても、課題と向き合うための視点や考え方を提示してくれるものにもなります。

災厄のかなしみを切り口にして、さまざまな課題や困難を抱える現代社会の問題として「文化に何ができるか?」を考え、議論していきましょう。

ゲスト

  • 佐藤 李青
    (アーツカウンシル東京・プログラムオフィサー)

    1982年宮城県塩釜市生まれ。国際基督教大学卒業。東京大学大学院人文社会系研究科(文化資源学)博士課程満期退学。企業メセナ協議会インターン、文化資源学公開講座「市民社会再生」運営委員会事務局、小金井市芸術文化振興計画の策定に伴う小金井市と東京大学の共同研究グループなどを経験。小金井アートフル・アクション!実行委員会事務局長として運営組織と活動拠点(小金井アートスポット シャトー2F)の立ち上げを経て、2011年6月より現職。東京アートポイント計画、Tokyo Art Research Lab、Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)を担当。ジャーナル『東北の風景をきく FIELD RECORDING』編集長。共著に『これからの文化を「10年単位」で語るために-東京アートポイント計画2009-2018』(アーツカウンシル東京、2019年)、『文化政策の現在』(東京大学出版会、2018年)。

  • カテゴリ
    スクールプログラム
  • 開催日
    2019.10.19(土)
  • 開催時間
    14:00~16:00
  • ゲスト
    佐藤 李青(アーツカウンシル東京・プログラムオフィサー)
  • 会場
    愛媛大学 城北キャンパス総合研究棟2(3階、ラーニングコモンズ2)
  • 定員
    30名
  • 参加料金
    無料
  • 申し込み・お問合せ

    松山ブンカ・ラボ
    tel:070-3795-5403
    お申込み http://bit.ly/2QTO4zT