- スクールプログラム
- まつやまアートカレッジ
現代アート入門学科(全3回)
- <講師>
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塚田美紀(世田谷美術館学芸員)
「なにがアートでなにがアートでないの?」「これはよいアートなの?」というような素朴な疑問から考えていく入門講座です。「今私たちが生きている時代のアート」について、わかりやすい作品解説に定評があり、アートと自分なりにつきあうための教育プログラムを手がけてきた塚田美紀さんが楽しくお話します。
〈塚田美紀さんからのメッセージ〉
小学校の図工室。退屈そうに課題に取り組みながら「アートだからなんでもいいんでしょ?」と、美術館から来た私に言い放つ10歳の子ども。20年ほど前のことです。このコースを受講するあなたは、いまや30歳前後となったその人と同世代かもしれないし、違うかもしれないけれど、ともかく同じ時代を生きている。おもしろいことをしたい・知りたいのに、なかなか出会えない。なんでもアートだといわれても、ますますおもしろくない。そんな時代。
この退屈な世界を、どうにか別の眼で見ることができないだろうか。小さくても、あっ、と思える発見を重ねたいのだが。そんな思いを持っている方が、ささやかなヒントを持ち帰れるような場をつくりたいと思います。
講師
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塚田美紀
(世田谷美術館 学芸員)2000年より世田谷美術館勤務。小学校向けのプログラム、美術×身体表現のワークショップ、建築を活かしたパフォーマンス・シリーズなど、多様なユーザーに向けて美術館の枠を広げるような事業を多数手がけつつ、2008年以降は「冒険王 横尾忠則展」を皮切りに展覧会企画も担当。共著に『Butoh入門 肉体を翻訳する』(文学通信、2021年)、『現代に活きる博物館』(有斐閣、2012年)、『展示の政治学』(水声社、2009年)など。訳書に『エドワード・スタイケン写真集成』(岩波書店、2013年)など。企画展「アルバレス・ブラボ写真展―メキシコ、静かなる光と時」(2016年)は、第12回西洋美術振興財団学術賞などを受賞。
(撮影:平間至)
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- カテゴリ
- スクールプログラム
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- 開催日
- 2022年①9月2日(金) ②10月21日(金) ③12月2日(金)
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- 開催時間
各日19:00~20:40(100分)
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- 講師
塚田美紀(世田谷美術館学芸員)
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- 会場
①愛媛大学 共通講義棟C 4階「EL44講義室」
②愛媛大学 共通講義棟B 1階「CRI-1教室」
③愛媛大学 共通講義棟C 4階「EL44講義室」
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- 定員
30名
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- 参加無料
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- 申し込み・お問合せ
松山ブンカ・ラボ
tel:080-9833-9869
お申込み http://bit.ly/2QTO4zT愛媛大学社会共創学部 松山アートまちづくり寄附講座